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  • 執筆者の写真長谷川光志

書きつける日々


思考して言葉をつむぐことをやめちゃいけないと、打っては消したり、書いては消したりを続ける。できないことを俎上にのせて卑下するよりも、今できることをやり続けることがきっといい。それがよかったんだってきっと思う。

もともと絵が好きだし書くことが好きで、手書きが好きだ。

納得いくまで何度も何度も書き直す、推敲するのも気持ちがいい。続けていると、あるときピースがきれいに揃う瞬間が突然訪れる。ささやかなエクスタシー。なんでもいいからとにかくなんでも書いていると、指先の動きと脳のはたらきが直結しているのを感じる。ぜんぶが体の一部なんだという気がしてくる。カラダ全体が目になり鼻になり耳になる感じがする。

口の中で音もしないで砕けた右上奥歯の詰め物が

ハンバーグと一緒にほろほろ、粉になって溶けてまじって

言葉にならないくらい不味い。(2020.11.5)


これは詰めものが取れたときの違和感が、平仮名にしたらいい感じに出た。


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