長谷川光志
すべての人の心に花を
彼女にだったら強引に読ませたい。
音楽やってる仲間とか表現したい人間には無理やり貸して読め読めとすすめたいけど、やっぱり誰にも読ませたくないかも…
だってすごいんだもん
強力なんだもん 劇薬みたいな本なんだぜ。
これやばいよ。
今年は特にたくさん本を読まなきゃと思って それはこんなペースで音楽やってちゃ マズイ!と思ったからなんだけど だったら音楽だけに集中しろよ
ってのと違って、俺なにも知らない
知らなすぎるなと思ったからで こういうことを人はもっと早いうちに 時間がたっぷりとれるうちにやってきたんだ
できないからやらないじゃダメだと
そう思ったからなんだけど
本当にもの凄い本にたくさん出会ったよ。
これからも出会うんだけど、
でもこれは強烈。
俺の体をつくる細胞がひとつひとつ
小さな目だったとしたら そのひとつひとつが
パチッ、パチッと目を開いていくような
目を覚ましていくような
それで今まで気づかなかった
光の眩しさを知っていくような感じがして
生まれ変わるというよりも
目を覚ました自分が愛おしくなる
そんな本です。
「ハイサイおじさん」や
「花」が生まれるにはこんなにも
過激で純粋な人生が必要だったのかと
それをありのまま受け止めて耳をすまして
人に愛され人を愛する人間だからこそ 泣きなさい笑いなさいと歌っても
それは自然の歌になって 教訓めいた言葉とはほど遠く 人類をまきこんでいくんだと
俺何回涙がこぼれたかわかりません。
来週は生まれてはじめての沖縄です。
喜納昌吉や喜納昌永と同じ空気を
同じ空を海を見るんだと思うと それだけでも胸がいっぱいになる。
知りたいと思うから知れる
会いたいと思うから会える
それはきっと本当だね
待っていてなんとなく運命の人が
むこうから訪ねてくる
そんなことありっこないよ。
今日も明日もサムネイルを作ることに
必死になっていたらきっと、
こんな気持ちになってないよ。
俺はきっと、間違ってないよ。
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