長谷川光志
下北沢インターナショナル

6月9日、下北沢bigmouthでライブ。
リハーサル中にお店のドアが開く。
外国人の女性が「もう開店してますか?」という感じで覗く。
マスター田井さん「今まだリハーサル中で開店は18:30で…」という感じで一回断る。
が、そこはやっぱり田井さん。
「うーん、いいかオープンするか!」と、階段を降りる女性に声かける。
「一杯呑んでく?」というジェスチャーで声をかける。
そして女性、階段上がる。
店、入る。
カウンター、座る。
オレら、ヨロコブ。
リハーサルから国際色豊かなトークに花が咲く。
なんだか開演前からハッピーだ。
俺もコトバ半分タマシイ半分の当たって砕けろ話法でたくさん喋る。こういうときはドンビーシャイだ。話しかけておけばよかったと、あとから後悔してしまう。
カタリーナという名の、フィンランドから来日したその子は屈託なく笑って、はじめてのヨーグルトカクテルにチャレンジし漬物も天ぷらも残さず食する本当に可愛い子だった。そして「また木曜日にトモダチを連れて来るよ」と言って風のように去っていった。
実は先月のビッグマウスのときにも外国人の男性がフラリとやって来て、出演者お客さんと大いに語り盛り上がった。下北沢インターナショナルの要、中心地。
下北沢bigmouthにご来場の際は、入り口に向かう階段左手にある看板にご注文を。
そこにはいつも本日の出演者の名前に添えて「Be Happy!」と書いてある。毎日、田井さん手書きの達筆な文字で。
俺はその「Be Happy!」がたまらなく好きだ。出演者だって来てくれるお客さんだって、日々いろんな気持ちを抱えてこの階段を上がってくる。今日をもっと楽しみたい人も、今日のことを全部忘れてしまいたい人もいる。しかし来てくれた人には等しく「Be Happy!」を、というその気持ちがとてもとても伝わってくる。そういうお店なんだ。
その日が幸せ充満ライブになったことは言うまでもなく、終演後も出演者とマスターと、最終的には音楽と全然関係ない話で盛り上がった。
次回のビッグマウスは7月2日の月曜日。トップバッター。
週の始まりのトップバッター。
絶対に「Be Happy」を届けてみせる。
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