長谷川光志
No Nukes ヒロシマ ナガサキ フクシマ

原子爆弾と原子力発電所。
原爆が炸裂する瞬間と
原発が電気を生み出すプロセスでは
同じことが起こっている。
スピードが違うだけで。
生活に電気は欠かせないけれど、
それでも「たかが電気」だ。
電気にコントロールされちゃいけないし、ましてや電気をもっと使わせようとしているのは人間であって、そんなものにコントロールされてはいけない。必要ないものは使わなければいい。
たかが電気を作るために、手に負えない猛毒を生み出し続けている。その毒は日本中でこれ以上置いておく場所がないほど溜まってしまったが、ある人はそれに目を背け、ある人は知らないふりをしている。何万年というスパンで管理し続けなければいけない毒を生み続ける産業って、果たして正常なんだろうか?しかもそれはまだ捨てる場所も方法も決めることができない。これからもきっと決まらない。なぜならほんとうに絶対的に危険だからだ。処理の仕方がわからない毒を、未来の世代がきっとなんとかしてくれるだろうと今日も作り続ける。それで電気を作り、その電気で豊かに暮らしている。その暮らしの中にはこれからを生きる子どもや赤ちゃんもいる。
No Nukes ヒロシマ ナガサキ フクシマ
この本は机の近くにでも置いて、気になったときにいつでもパッと開いて読める易しいつくりになっている。必要なことができるだけ簡単に書いてある。データと写真と、心の通った言葉で記されている。
原発について関心を持った人が、まず手にしてみるのにおすすめだと思った。
人間が生み出した悪魔は、人間がきちんと終わらせるしかない。それは誰かがいつかやってくれるわけではないのだ。今このときに、自分が何を知り何を選択するかにかかっていると思う。
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