長谷川光志
重ねる




水木しげるもそうだし、イーストウッドも叩き上げで端役からのし上がってきたわけでしょう。こんな筋金入りの男にどうしたって憧れるんだ。ヒットしたのも30台後半から40過ぎで、若くしてスターになったわけじゃないんだよね。
「自分だけに見える夢にすべてを賭ける力を持つ」(ミリオンダラー・ベイビー)
映画が好きでその道を志して、映像の世界でずっと働いてる友人がいてさ、会えばいつも映画の話になるんだよ。酒呑みながら話し出すと止まらないんだ。で、彼は心底イーストウッドに惚れ込んでる人間で、いろいろ教えてくれるわけ。だからたくさん観たよ。今夜は「ダーティハリー」。何回観たかわからないけどまたシビれたよ。
もうすぐ「運び屋」公開になるじゃない。観に行くよ。それでまた映画激論交わしたいと思ってる。
憧れるの人にはどこか自分を重ねて見てしまうんだ。重なる部分を見つけたいと思うんだ。