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  • 執筆者の写真長谷川光志

日本ボロ宿紀行



突然だけど、ドラマって見ないんです。


まあテレビをほとんどみないわけなんだけど、中でもドラマは特にで、それは一回みて面白かったら毎週見ちゃうでしょう。毎週一時間だとしてもその一時間が今ホントもったいないと思っちゃうんだなあ。いかんなあ余裕がないなあ。でも本当だからしかたない。


突然ですが「日本ボロ宿紀行」ってドラマ知ってますか?



主人公・篠宮春子は、父親が経営する芸能プロダクションで一発屋のポップス歌手・桜庭龍二のマネージャーを務めていた。しかし父親が突然急逝し、春子が経営を引き継ぐことになったのだが、何の実績もない春子を見限って他の社員や所属タレントが一斉に退社、春子と龍二は二人で放り出された格好になってしまった。仕方なく二人は、龍二のCDを手売りするために地方を営業に回るのだが、貧乏故に高級ホテルなどにはとても泊まれず、泊まるのはいつもいわゆる「ボロ宿」になってしまうのだった。あらすじ(Wikipedeaより)



これすごいドラマだよ。Amazonプライム・ビデオで一晩でぜんぶ見ちゃったんだ。おかげで翌日眠いのなんの。もう途中でやめらんないのよ。笑う笑う。そしてイヤミなきほろりがある。なにより役者が良い!高橋和也と深川麻衣のコンビネーションがすばらしい。ホントすばらしい。一発ヒット出したあと二十年売れない歌手&社長兼マネージャーって設定がまた感情移入を誘うんだよ…。


タイトルが「ボロ宿紀行」とあるとおり、毎回出てくる各地の実在するボロ宿へのフォーカスがすばらしい。オープニングで「ボロ宿とは愛を込めてこその愛称だ」という前口上が入るんだけど、どの宿もいいんだ。行きたい。泊まりたい。古いと汚いは別もの。古くて、清潔にしてるというが良い。横浜でいつも泊まっている東神奈川の「のぞみ旅館」がダブってしまい、主人公には感情移入するし、深川麻衣はかわいいけれどホンモノで(一話目からそれがハッキリわかる)、これはほんとうにおすすめなんである。まだ見てないという人はぜひ一晩で最終回までみていただき、感想など言いあいたいものだ。


どの回も面白いがマイベストは第八話「長野県千曲市 戸倉ホテル」。スナックをドサ回ってCDを売りまくるという回。



「昭和酒場は生きてるんです、永久不滅なんです。そこで受け入れられる龍二さんの歌は、時代遅れなんかじゃない!」

「(泥酔してスナックのママに) だーかーらー、うまい歌手はいくらでもいるんすよお!でもね、歌ってて、ドラマが見えてくる歌手っていますかあ!?ドラマが見えてくる歌ってありますかあ?龍二さんはねえ、それができるんですよお!(ニコニコ顔)」


もう俺、ボロ泣きでした。


おすすめです。


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