長谷川光志2019年12月30日読了時間: 1分僕はいま、景色が流れていく。たくさんの人たくさんの車住宅街ベランダに干しっぱなしの洗濯もの柿の木と公園大きな駅ビルの脇を流れる川いちめんの雲足元のレイルロードいくつもの駅、たくさんの人それぞれの生活線路沿いのグラフィティーアート家々の窓からもれる明りそれぞれの目的地無数の音楽つながれた手ひとりの人ふたりの人家族連れと恋人たちそれぞれの今日このとき景色は流れていく。僕はいま期待に胸をふくらませて目的地に向かっているところ#詩 #poem #ポエム #僕はいま #景色は流れる #view #landscape #ことば #たくさんの人 #シンガーソングライター #車窓 #目的地
景色が流れていく。たくさんの人たくさんの車住宅街ベランダに干しっぱなしの洗濯もの柿の木と公園大きな駅ビルの脇を流れる川いちめんの雲足元のレイルロードいくつもの駅、たくさんの人それぞれの生活線路沿いのグラフィティーアート家々の窓からもれる明りそれぞれの目的地無数の音楽つながれた手ひとりの人ふたりの人家族連れと恋人たちそれぞれの今日このとき景色は流れていく。僕はいま期待に胸をふくらませて目的地に向かっているところ#詩 #poem #ポエム #僕はいま #景色は流れる #view #landscape #ことば #たくさんの人 #シンガーソングライター #車窓 #目的地
祖父と腕まくら夏になると蘇ってくる記憶がある。 それは蒸し暑い午後に、祖父の腕まくらで昼寝をした記憶ー。 寝転がって見上げた天井の染み、目の前の祖父の肌、夏の粘り気のある暑さに時々窓から吹き込む風の心地よさなど、そのときの光景や感覚は今でも驚くほど鮮やかに思い出すことができる。 中学校に上がってからはさすがに一緒に昼寝をすることもなくなったから、あれは僕の小学生時代。今から30年以上前になる。 祖父母は浜松で豆
レアンカルナシオンこれは間違いだ、ということは間違いがなかった。 「わたしはどこかで道を間違えたんだ。」とはっきり彼女は思った。ただ過去のどの場面で、どの選択を謝ったのかはすぐにはわからなかった。 数えきれない選択のすべてを《正解》で数珠つなぎにしたような、私が歩むべき理想のコースがあって、それをあるとき一歩踏み外したのだ。その一歩がどれだけ致命的であるかを思い知った。 踏み違えたポイントを起点にして、あとはどれだ