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  • 執筆者の写真長谷川光志

2019年10月13日の日記


昨夜の台風が過ぎ去ったら嘘みたいな青い空だった。

夢だったらいいのにやっぱり夢じゃなくて、各地で川は氾濫しているし、小田急線も不通区間が発生していた。これまで台風が来るというと興奮してワクワクするようなところがあった(男子には多いと思う)のは、台風で本当に恐ろしい目にあったことがないからだとよくわかった。あんなにスマホの警報が鳴るのは、(余震を含めた)東日本大震災のとき以来だった。


それでも家は無事、家族も無事で外は快晴。地元の駅から電車は動いてるし明日はライブ、ギターも弾いてくれと言ってる。動ける人間は元気に動かなければならない。ということでスタジオリハーサルに。

制限なしに声を出して歌えるってシアワセなことだよ。


帰りに書店に寄って読みたかった最果タヒを一冊買う。はじめてならば音楽だとファーストを買えみたいなところがあって、どれにしようか迷ったけど「死んでしまう系のぼくらに」にした。


まだ歌い足りないなと思い地元でいつも練習に使っているカラオケボックスでちょっと歌う。階段を降りてすぐの居酒屋で、買ったばかりの最果タヒを読む。詩集は、詩もたのしみだし、あとがきもたのしみだ。あとがきまで楽しかった。楽しかった、でいいのかわからないけど楽しかったんだと思う。全然わからないのをわからないまま楽しむのは健康だ。わかったフリなんてしなくていいんだと、読み終わってそう思った。園子温も大島渚も「簡単ニワカッテタマルカ!」的なところがあって、そういうものをたくさん体験したい時期なのかもしれないと思った。


どうでもいいけどこの居酒屋とても掃除が行き届いてなくて、カウンター席は特にそうで、もう少しゆっくりしていようかと思ったけど、テーブルの上を赤ちゃんゴ○○リが行ったり来たりしてるの。三回目に大きめの赤ちゃんが出てきたので、もういいやという気になって店を出ました。経営者のみなさん、味があるのと汚いのは別なので、気をつけましょうね。


#日記 #台風 #台風一過 #小田急線 #ライブ #リハーサル #リハーサルスタジオ #最果タヒ #死んでしまう系のぼくらに #詩集 #あとがき #居酒屋 #不潔はダメ


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シンガーソングライター、長谷川光志って いったい何なのだろう と考えてみる。 考えるほどわからなくなる代表格みたいな思いつきの疑問だけれど、考えてみたくなるときだってあるのだ。 ありもしない答えなら自分で作ればいいし、答えに近づくには比べないことだと思った。ただ自分で自分を「これが自分だ」と言えることってなんだろう、と。 それだけのことが難しい。 いったい僕はこれまでなにを支えにして、なにを指針に

歌と夢

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