長谷川光志2019年12月5日4 分歌うたいだからつまるところ、いまオレが戦っているのは 心のドアを閉めることによって 自分の身を守ろうとする人たちが 「ぜんたい」となったときに現れる 空気そのものだ。 右にならえで、人と同じようになっていく 右の人と同じようになっていく 右の人が笑わないからわたしも笑わない...
長谷川光志2019年11月12日1 分好きな人に好きですと言った瞬間に わたしの時間ははじまった。 待ち受けているかもしれない絶望を ぜんぶ含んだわたしの世界がその瞬間に 立ち上がってきたんです。 生きていくことにしたんです。 絶望に絶望して 憧れにあこがれて 明日にじらされながら 破裂するいまこの瞬間の連続...
長谷川光志2019年11月8日1 分きょうのお別れ君がみていないときにぼくはみていたし ぼくのしらないところで君は考えていた 新しい命をやどした君はどんどん透明になって 大きくなっていくおなかが愛でふくらんでいく アスパラの肉巻きを食べたこともないのに 君に宿ったあたらしい命をぼくは 地球を愛おしいと思うレベルで...
長谷川光志2019年10月28日3 分心がけ待っていたのは、朝日がのぼる瞬間じゃなくて、光線が窓から差し込んでくらくら眩暈がする自分。 目ざめは三日にいっぺんくらいしか気持ちよくないけれど、タバコをふかしたあと階段をおりていくたった14段でからだが目ざめながら軽くなっていく感覚。...
長谷川光志2019年10月24日2 分世界を変える旅に出よう世界を変える旅に出よう。 僕はギターを一本持って、君は好きな本を一冊だけ持って。何もこわいものなんてないのさ君がいてくれたら。 ふるえたり寂しくなったりするだろう。 涙がこぼれる日も、発見する日もあるだろう。 不安になる日も、信じることをあきらめそうになる日もあるだろう。...
長谷川光志2019年10月23日1 分【朗読】こわいゆめふたつ前のブログで投稿した「こわいゆめ」という詩を朗読してみました。 歌ってるときの声と違うので、ギャップ萌え狙いで。半分冗談ですけど。でもよく言われるのよ、声低いんですねえって。良いですねって。そういの真にうけるから笑...
長谷川光志2019年10月21日2 分こわいゆめ「わかった。お願いだから目をつぶって。」 まっ暗なのにきみの顔が見えていたのは月がでていたからだったろうか。それとも豆電球のあかりの下で、ふたりで風呂に入っていたんだっけ。 言われたとおりに目をつぶったら辺りはほんとうの闇になって、闇のほんとうの暗さにぼくは感動すらしていた...